2020年4月22日水曜日

お知らせ

現在、高等部ブログリニューアルしております。

開設次第、ご案内差し上げます。

宜しくお願いします。

2020年2月20日木曜日

大学合格速報


大学合格速報


 

 大学受験も大詰めを迎えました。多くの私立大学の一般受験は2月で一段落となります。そんな中、今期の大学受験生から一部、合格発表があり、吉報が届きましたので中間報告させて頂きます。

 

東京工科大学医療保健学部、芝浦工業大学工学部、東京都市大学理工学部、明治大学理工学部、青山学院大学理工学部…など、合格おめでとうございます!!

 

 これから国立大学の入試も始まります。体調にくれぐれも留意して最後まで頑張って下さい。またこの場で結果発表のご報告ができればと思っています。
 
 
ガンバレ受験生!! BY JJ

2020年2月13日木曜日

2021年度共通テスト リスニングの配点


2021年度共通テスト リスニングの配点を公表


 

大学入学共通テストのスタートまで1年を切った。英語のリーディングとリスニングの配点がセンター試験時から変更されるため、各大学の配点比率の公表が注目される。このほど、東京大学をはじめ、いくつかの大学が配点比率を公表した。

 

     各大学のR:Lの配点比率は多様に


 

共通テスト「英語」では、センター試験時の「筆記」は「リーディング」に改称され、配点比率も変更される。「リーディング R」と「リスニング L」の配点は各100点、つまり1:1となった。センター試験時の筆記:リスニングの配点比は200点:50点だったため、リスニングの比重が高くなる。なお、試験時間はRが80分、Lが30分で、これまでのセンター試験と変わらない。RとLの配点比率は各大学が自由に決めることができるため、センター時には素点の4:1で利用する大学が大半であったが、共通テストでの配点比率は多岐に分かれることになりそうだ。

 

     国公立大学173校のうち、一般選抜でのR:Lの配点比率を公表した66大学の状況をまとめてみた。 

 

●R:L=1:1で利用する大学
北海道大学、お茶の水女子大学、広島大学など31%

 

●R:L=4:1で利用する大学       
・筑波大学、千葉大学、神戸大学、岡山大学など35%

 

●R:L=3:1で利用する大学      
・東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学など15%

 

以上が多数派、上位3グループ。 以下、2:1、3:2、5:1、7:3 など様々な比率がみられる。

ちなみに東京大学は、一般選抜個別試験(2次試験)の英語で「聞き取り試験」を実施しているため、これまでのセンター試験「英語」のリスニングは利用してこなかったが、「2021年度の入学者選抜に関する予告」の中で、共通テストの「英語」はリスニングも利用することを発表した。配点比率は 7:3で少数派。リーディングにやや重きを置いている形である。尚、2次試験の「聞き取り試験」は引き続き実施される。
 
 
来年受験を迎える新高校3年生は、リスニング対策をさらに強化する必要がありそうだ。新テストまで1年を切った今、すぐにでも対策を始めたい。リスニング対策には時間がかかるぞ!
 
ガンバレ受験生!! BY JJ

2020年2月6日木曜日

大学入学共通テスト「出題方法・問題作成方針」再公表


大学入学共通テスト「出題方法・問題作成方針」再公表


 

このほど大学入試センターは、2021 年1月に実施する大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の問題作成方針と出題科目・配点・試験時間等を再公表しました。来年度の入試の内容ですが、早いうちから情報は持っていた方がよいと思い、詳細を以下の通りにまとめてみました。


 

■国語の試験時間は80 分に戻る


共通テストの問題作成方針等は昨年6月に公表されていましたが、昨年末に記述式問題の導入見送りが決まり、国語と数学①については解答方法・試験時間を見直すとされました。 今回発表された出題教科・科目、問題作成方針はこれを反映したものとなっています。

国語の試験時間は100 分から80 分になります。記述式がなくなり、大問数は4問(200 点)となる。このうち「近代以降の文章」が2問100 点、「古文」が1問50 点、「漢文」が1問50 点の構成となっています。現行のセンター試験の試験時間・配点に戻った形となりました。
なお、問題作成方針は記述式部分以外に変更はなく、以下のように示されています。

 

「言語を手掛かりとしながら、文章から得られた情報を多面的・多角的な視点から解釈したり、目的や場面等に応じて文章を書いたりする力などを求める。近代以降の文章(論理的な文章、文学的な文章、実用的な文章)、古典(古文、漢文)といった題材を対象とし、言語活動の過程を重視する。問題の作成に当たっては、大問ごとに一つの題材で問題を作成するだけでなく、異なる種類や分野の文章などを組み合わせた、複数の題材による問題を含めて検討する。」

 

近代以降の文章では、センター試験では出題のなかった実用的な文章が出題される可能性があるほか、複数の題材による問題の出題なども予告されており、センター試験からの変化を感じるものとなっています。

 

 

■数学は記述式が見送られても70 分に

 

数学①の試験時間は70 分のまま変更されませんでした。記述式問題導入に伴いセンター試験時より10 分延長されていましたが、国語とは異なり、試験時間はそのままとなりました。
以下は数学全体の問題作成方針です。

 

「数学的な問題解決の過程を重視する。事象の数量等に着目して数学的な問題を見いだすこと、構想・見通しを立てること、目的に応じて数・式、図、表、グラフなどを活用し、一定の手順に従って数学的に処理すること、及び解決過程を振り返り、得られた結果を意味付けたり、活用したりすることなどを求める。また、問題の作成に当たっては、日常の事象や、数学のよさを実感できる題材、教科書等では扱われていない数学の定理等を既知の知識等を活用しながら導くことのできるような題材等を含めて検討する。」

 
数学についても記述式部分以外に変更はなく、試行調査で見受けられた新しい傾向の出題が検討されています。

 
 


     英語は大学入試英語成績提供システム導入見送りに伴う見直しはなし


 英語については、昨年11 月にすでに6月公表の内容から見直しはしないことが発表されています。
センター試験からの変更としては大きく3点挙げられます。


*「リーディング」と「リスニング」の配点比は均等(各100 点)となる(センター試験時の配点は筆記(200 点)、リスニング(50 点))。

*発音、アクセント、語句整序等を単独で問う問題は出題しない。

*センター試験ではすべて2回読みとしているリスニングの読み上げ回数については、問題数の充実を図ることによるテストの信頼性向上を目的に、1回読みと2回読みの両方を含む構成する。

 

2年目以降の共通テストの国語・数学の試験時間、大学入試英語成績提供システム導入延期に伴う英語の出題等については今年6月頃公表する予定としており、さらなる変更に含みをもたせた形となっています。
来年、受験を向かえる生徒さんたちは、今後発表される情報を注視する必要がありそうです。


ガンバレ受験生!! BY JJ

2020年1月30日木曜日

センター試験概況

センター試験概況


前回に引き続きセンター試験関連の情報です。大学入試センターや文部科学省などから発表された情報を元にまとめてみました。参考にして下さい。


2020年度の大学入試センター試験(以下、センター試験)は、118日・19日の両日に、全国689の会場で実施されました。世界史Bの出題ミスなどがありましたが、全国的には天候による交通機関の乱れなどの大きなトラブルはありませんでした。

 

*センター試験志願者・受験者数は減少


2020年度センター試験の志願者数は557,699人(昨年576,830人:前年比96.7%)、本試験の外国語受験者数も519,303人(昨年538,603人:前年比96.4%)と、いずれも減少しました。
大学入試センターが発表した志願者数の現卒別の内訳を見ると、現役志願者数は昨年の464,950人から452,235人と12,715人減少(前年比97.3%)しました。現役志願者数の減少は18歳人口減の影響です。また、2021年から始まる「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」を前に、2019年度入試から安全志向がみられ、今年の既卒生は減少したものと推測されます。これを裏付けるようにセンター試験の既卒等志願者数も昨年の111,880人から105,464人と6,416人減少(前年比94.3%)しました。
共通テストを翌年に控え、出題傾向の変化も注目されました。全体的にはこれまでのセンター試験の傾向を踏襲した出題でしたが、「国語」の漢文では本文中で詠まれた状況に即したイラストを選択させるといった新しい形式の設問がみられました。また、対話形式や日常の事象からの出題、複数の文章や図表などから考察させる問題など、共通テストを意識した問題も各科目で出題されました。たとえば、「倫理, 政治・経済」では人工知能(AI)やノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイなど時事問題が散見されたほか、「物理」では教科書には載っていない形状のコンデンサーに関する問題が出題されました。

 

*英数国の主要3教科で平均点ダウン


今年のセンター試験の特徴は、英語、数学、国語の主要3教科で平均点がダウンした点です。とくに7.7点ダウンとなった「数学Ⅰ・数学A」は、複雑な設定で解答方針が立てにくい問題や参考書等であまりみかけない問題が出題され、苦戦した受験生が多かったと推察されます。
理科①では、「化学基礎」「地学基礎」で平均点がダウンしました。理科②では、「生物」「地学」でダウンした一方、「物理」でアップしました。「地歴・公民」では科目間に差はみられるものの、「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「倫理, 政治・経済」の4科目においては平均点が6568点と大きな差はなく、科目選択による不公平感はほとんど感じられません。

 
 
*文理ともに平均点下降、高得点層が減少

多くの国公立大で必要となる7科目の受験者平均点は、文系型で昨年から22.0点ダウンの559.1点(900点満点)、理系型で19.2点ダウンの564.4点(900点満点)と、どちらも大幅にダウンしました。
また、文系型、理系型とも、昨年と比べて高得点層が減少している模様です。前述のとおり、主要3教科で平均点が落ち込んだことが大きく影響しており、720点(得点率8割)以上の高得点層は文系型で前年比71%となりました。理系型も前年比77%となりましたが、「物理」や「化学」、「地理B」で平均点が上昇したことから文系型ほどダウンはしていません。また、得点率6~8割の得点層も文系型・理系型ともに減少しており、今年のセンター試験は、高得点が取りづらい状況だったといえるでしょう。
 
ガンバレ受験生!! BY JJ

 

 

 

2020年1月23日木曜日

センター試験総評

センター試験総評

最後のセンター試験が終わりました。来年度からは新たな制度に変わります。
今年のセンター試験は新制度を見据えてか、やや難化した感想を持ちました。
以下、数学・英語の総評をまとめてみました。



□数学ⅠA
「場合の数と確率」で異なる事象の確率を考える問題が出題されました。昨年より難化。

 大問数、配点は昨年と同様。問題量、計算量も昨年並ですが、目新しい問題が多く出題されました。「数と式」では1次関数のグラフの傾きや切片について考察する問題、「場合の数と確率」では4つの異なる事象の確率を考える問題、「整数の性質」では循環小数とn進法に関する融合問題がそれぞれ出題されました。難易は昨年より難化。第1問〔1〕〔2〕〔3〕、第2問〔2〕は数学Iと一部共通でした。


 □数学ⅡB
「指数・対数関数」と「図形と方程式」の融合問題が出題されました。昨年よりやや難化。
 


大問数、配点は昨年と同様。問題量、計算量も昨年並。「指数・対数関数」では「図形と方程式」との融合問題が出題され、数学IIの全分野から幅広く出題されました。また、「ベクトル」では四角形の形状を判断する問題が出題されました。難易は昨年よりやや難化。

 
□英語(筆記)
出題形式は変更なし。第4Aでは図をもとにした計算問題が出題。昨年よりやや難化。

例年通り、前半では発音・アクセントや語彙・文法の知識が問われ、後半では図表を含む説明文、物語や論説文など、多岐にわたる素材を読み解く力が求められました。文法・語法などの基本的な知識とともに、英文全体から素早く内容を把握する力が求められました。例年よりも取り組みづらい問題が増え、全体としてやや難化したと思われます。


 
□英語(リスニング)
日常の場面における実践的な英語力が問われた。昨年よりやや難化。
 
昨年に続き、音声情報と視覚情報を組み合わせて答える問題が出題されました。場面に応じた聞き取りが必要とされ、実践的な英語力が問われました。情報の類推や口語的な応答表現を問う問題を中心に取り組みづらい出題がみられ、第34問では解答時間が短くなった。
 


*これから私立大学の一般入試が本格化します。体調には十分留意して試験に頑張りましょう。

ガンバレ受験生!! BY JJ

2020年1月16日木曜日

面接の基礎知識


センター試験を今週末に控えピリピリしている受験生も多いと思います。
今、一番大切なのは体調管理。普段通りの生活をして、睡眠をしっかりとりましょう。センターが終われば、一般入試が本格的に始まります。面接を課す学部もありますので、今回は面接の心構えについてまとめてみました。
 
面接試験の基礎知識①

「面接試験ではどんなことを聞かれるの?」「面接試験はどういう流れで進むの?」
このような不安を感じている受験生は多いはず。ここでは、そんな受験生の不安を解消するため、面接試験の基本的な知識や対策の方法をまとめました。

秋に入るとAO入試が本格化します。また11月からは推薦入試の出願も始まります。推薦入試やAO入試で避けて通れないのが「面接試験」です。

ここでは「面接試験」についての基本的な知識、対策の方法をまとめました。

  面接を知ろう

面接の基礎知識

面接試験は、推薦入試やAO入試では必ずといっていいほど実施されます。また職業上、人物評価が欠かせない医学部では、一般入試でもほとんどの大学が面接試験を課しています。面接試験では、学力試験で測ることができない意欲や人間性が確認されます。また、限られた時間の中で自分を表現しなければなりません。

面接の種類

1.個人面接型

 受験者1人対面接者1人、または受験者1人対面接者複数人(2~3人)というベーシックな面接です。
 一つひとつの質問に対して、さらに掘り下げた質問をされることがあります。集団面接型や討論型の後で個人面接を課す大学もあります。

 

2.集団面接型

 受験者約2~6人対面接者1~4人という他の受験生の意見を聞くことも大切となる面接です。
 他の受験生と同じ質問をされることもあれば、他の質問をされることもあります。他の受験生と考えていた回答が同じであっても、焦らず自分の言葉で述べましょう。

 

 

3. 討論型

 受験生5~10名がグループとなり、あるテーマについて議論します。
 自分の意見ばかりを主張するのではなく、相手の意見を聞きいれながら、自分の意見を論理的に述べる力が求められます。  協調性が問われるもので、就職試験などでもよく用いられます。

 

4. 口頭試問型

 理・工学系学部や医・歯・薬・保健学系の学部で課されることがあります。理系教科の基本事項が問われたり、出題された問題を面接官の前で板書を使って解答・説明したりすることもあります。問題自体は簡単でも、説明をすることは容易ではありません。また、文系学部でも時事問題が出題されたり、英語でのやり取りが求められたりすることがあります。大学によって出題方法は様々なので、事前に志望大学の傾向を調べて対策を立てましょう。

 

面接試験の基礎知識②

 

面接の評価方法

1.点数を公表(50点など) 2.段階的に評価(A評価、B評価など) 3.点数非公表

評価方法は主に上記の3つに分けられます。点数非公表の大学の中でも、面接を重要視する大学と参考程度とする大学があり、面接の扱い方は大学によって様々です。
 各大学の募集要項で事前に調べておきましょう。

面接官チェックポイント

学習意欲

 大学側は、数ある大学の中から自分たちの大学を志望する理由を知りたいと思っています。
 また、インターネットや資料で得た情報だけでなく、実際にオープンキャンパスに参加した印象や、学ぶ分野に対してどのくらい興味を持って理解をしているのか、といったことも重要視しています。面接官は受験生の「本気度」を見抜くプロです。受験生は自分の「本気度」を素直に伝えることが大切です。上辺だけの言葉では通用しません。

 

人間性

 大学側は、志望理由や学力だけでなく人間性も重要視しています。「自分の長所と短所」と言った質問を始め、受験当日の一つひとつのマナーや服装もチェックしています。  人間性とは、面接試験の日だけ良く見せようと思ってもうまくはいかないものです。日ごろの言葉遣いや行動、服装などをこの機会に見直してみましょう。

コミュニケーション力

 相手とのコミュニケーションが成立するためには「聞く・話す・表現する」の3つの力が必要です。大学側は面接試験の中で、受験生が相手の話を聞き、自分の言葉で論理的に話し、そして相手の共感を得られるように表現することができる人物かどうかを見ています。どの一つが欠けていてもコミュニケーションは成立しないのです。まずは日ごろの友人や家族とのやりとりを振り返ってみましょう。

面接試験の基礎知識③

 

*対策をしよう

 

 面接の流れを掴もう

 

 面接試験の流れと注意点をまとめました。一つひとつの動作にも注意が必要です。

 

1控え室

 

係員の指示に従い、静かに待ちましょう。
面接試験は、控え室からすでに始まっています

2入室

名前を呼ばれたら大きな声ではっきりと返事をしましょう。
入る前には、ドアを2回ノックします。 中から「どうぞ」と言われたら入室します。
入室後、両手で静かにドアを閉めます。

3着席

○○高等学校から参りました◇◇です。よろしくお願いします。」と述べた後、前を向き丁寧にお辞儀をします。 挨拶をしながらお辞儀をすることのないよう、分離礼を意識しましょう。
「どうぞ」と言われたら、「しつれいします。」と述べ、着席します。

4回答

質問されるときは、面接官の口元から首辺りを見ると良いでしょう。
答えるときは、質問者の方を向き、1問1問面接者の質問の意図をしっかりと汲み取り、視線を合わせて答えましょう。目をきょろきょろと動かしたり、下を向いて話をすることのないように意識しましょう。

5退室

ゆっくりと立ち上がり、「ありがとうございました。」と述べた後、前を向きお辞儀をします。
このときも分離礼を心がけましょう。
ドアを閉める前にもお辞儀をすると印象が良いでしょう。

 

*面接の流れは掴めましたか? 流れを頭に入れた後、一度は家の人や先生・友だちの前で練習するとよいでし ょう。当日の緊張感を柔らげるためにも、何度か練習をしておくと、それが自信につながり、堂々と面接試験に臨めるはずです。また、自分では気がつかない癖をチェックしてもらうこともできます。少しでも自然体で臨めるようになるといいですね。

 

面接試験の基礎知識④

 

 面接試験でよく聞かれる「王道5問」の質問例と対策法をまとめました。

 

質問例:本学、○○学部◇◇学科を選んだ理由を教えてください。
推薦(AO)入試を受験した理由を教えてください。

対策法:志望理由書に書く内容と齟齬のないよう、自分の思いを伝えましょう。大学HPや大学案内の内容研究はもちろん、オープンキャンパスに参加した印象や、志望動機に係わるエピソード等があれば、具体的に話すと良いでしょう。

質問例:本学でどんなことを学びたいですか?

        本学で学んだことを将来どのように生かしたいと考えていますか?

対策法: 自分が学びたい分野の「どこ」に、「どうして」興味を持ったのかについて具体的に話をしましょう。加えて、将来就きたい職業についても熱意を持ってアピールしましょう。

質問例: 高校生活で一番心に残っていることは何ですか?

高校生活で一番辛かった出来事を教えて下さい。

対策法: 「修学旅行」「体育祭」「部活動」といった一言で終わってしまわないように気をつけましょう。面接官はそのイベントを通して、あなたが何を学び、今後の生活にどう活かしたかの回答を求めています。加えて、そこで得た経験を志望学部や将来の職業にどう活かせるのかについて、志望理由や将来の進路と関連づけて話ができると良いでしょう。  

質問例:あなたの長所と短所を教えて下さい。

       あなたの趣味は何ですか?

対策法 :面接では、知識だけでなく「人間性」についてもチェックされます。長所については、将来の希望する職業は自分の性格に合っている、というように志望理由や、将来の進路と関連付けて話ができるとよいでしょう。短所については、短所に対する克服法や努力についても話しをすると好印象です。趣味については、掘り下げて聞かれることが多いです。「知ったかぶり」や「にわか趣味」はすぐに見破られてしまうので気をつけましょう。

質問例: 1分間で自己PRをして下さい。

対策法:面接官は「希望する人材」であるかを見ています。自己PRは他の受験生との違いをアピールできる機会でもあるので、しっかりと活かしましょう。中には小道具を用意してくる受験生もいます。もちろんやりすぎはNGですが、面接官に良い印象を残せるよう、一工夫してみては?

 

    この他にも、各志望系統でよく聞かれる質問があります。志望大学だけでなく、同じ系統の学部のある別の大学の面接状況も参考に対策を考えておきましょう。時事問題について聞かれることもよくありますので、新聞を読むなど、日頃から情報収集をしておく必要もあります。

 

最後に

 面接試験において大切なことは、絶対に嘘をつかないことです。立派なことを言う必要はありません。自分が興味を持った大学・学部・学科に対する素直な思いを言葉にできるかどうかにかかっているのです。そのためには、文章を丸暗記するのではなく、ポイントを自分の中できちんと整理して、自分の言葉で分かりやすく話ができる必要があります。
 面接試験の準備をすることは、自分の気持ちと向き合う良い機会です。入試で面接試験が課される受験生は、この機会を存分に活かし、自分の信念を確固たるものにしてください。応援しています。

 ガンバレ受験生!! BY JJ

お知らせ

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